中小企業の経営力向上マガジン「ノンバンクとは?」

「中小企業の経営力向上マガジン」2022年8月4日号
みなさん、こんにちは!
シンプルマネジメントの新居 智臣(にい ともおみ)です。
夏は大好きなのですが、日焼けに注意!
先日、ちょっと気を抜いたら、太ももと二の腕が真っ赤。 翌日も色抜けなくで、少々、熱中症にような状況になっておりました。
なんでもそうですが、良し悪しありで、夏の太陽に心が踊ることもあれば その太陽に体を痛めつけられることもあります。
「すべて良し」といは「いかないなあ~」と火傷のような太もも、二の腕を 見ながら、感じているところです。
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【本日のテーマ】
■ノンバンクとは?
「そもそもノンバンクって?」「ノンバンクは怖そう」
私が中小企業の経営者のお会いするなか、ノンバンクについて よく出てくる言葉です。
銀行や信用金庫などの金融機関は、日常的に様々に情報が流れており、 また、法人としてではなく、個人としてのお付き合いも誰しもありで身近な存在です。
一方、ノンバンクと言われると「どのにある?」等々、「知らない」が普通と言えば普通です。 さらに、業歴の長い経営者の方などは、かつて「高利貸し」と揶揄された時期があり、 これの言葉が頭に残っているから「怖い」となる。
しかし、時は流れて、昨今の資金調達の世界からノンバンクを外して 資金調達は成り立たないと言っても過言ではありません。
銀行や信用金庫が、ノンバンクと提携しての協業も増えており、不動産を専門にしたノンバンク などでは、銀行が子会社として持っているケースもあります。
さて、ここまで読んでいただいたものの、ノンバンクとは?に答えいませんね。
ノンバンクとは何か、ということを簡単に説明します。
一般にノンバンクと言われるところは、貸金業法によって融資を行う会社です。 個人では、カード会社などが典型。事業に関連する場合は、基本的に何らしかの 担保をとることで融資を行う会社だと考えてください。
銀行や信用金庫、公的金融機関である日本政策公庫などでも、土地建物を担保にして 融資を行いますが、例えば不動産ノンバンクの場合には、土地建物に特化して 融資をする、また、売掛金を担保にといった場合には、売掛金に特化して担保にし 融資するといった形になります。
したがって、担保の種類により、いろいろな会社が専門性をもって資金を貸し出す とも言えるのがノンバンクです。
私がお付き合いしている会社を例にあげ、規模、雰囲気をお話すると、 不動産ノンバンクの場合ですと、独立独歩で上場している企業もあれば、 前述にように大手銀行の子会社として融資をしている企業もあります。 さらに「えっ」と思うような宅配会社が子会社に売掛金を担保したノンバンクを 子会社しているケースもあります。
実名を挙げると、以外に「なあ~んだ、あの会社の子会社!」なんてことが よくあります。
事業が上手く回らず、「銀行がお金を貸してくれない!どうしよう」となった場合の 資金調達の手段として、また、金融機関が立場上、融資できない場合などでも活躍 しているのがノンバンクです。
ただ、銀行などに比べて金利が高い等々、活用する前には取り組みの仕方を よく考えておく必要があります。
とはいえ、「知らない」「怖そう」では自身の資金調達に手段の幅を狭くしてしまいます。 これを機会にノンバンクの存在を理解をちょっと深めてください。
また、改めてノンバンクの活用方法などをお伝えしたいと思います。
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